めぐみん「少し席を外しますね」カズマ「うんこか?」
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16:名無しNIPPER[sage]
2018/07/19(木) 22:04:16.79 ID:bWrcWJ2t0
バニル「邪魔するぞ小僧! ……おや?」

めぐみんが漏らした、その瞬間。
ガチャリと開け放たれた玄関の扉。
我が家に来訪したのはバニルだった。
たしか、地獄の公爵で全てを見通す悪魔。
たまに家にやってきて、ウィズが仕入れた不良品を押し売りしたり、俺の発明を買い取ったりしている。それにしても、間が悪い登場だ。

いや、そのおかげで、他界せずに済んだけど。

バニル「ふむふむ、なるほど。ああ、何も言わずともよい。全てを見通すこのバニルが見透かしてしんぜよう……ほう! 紅魔の娘が! 腹を下して! なんと水を尻に! それでこの惨状に!」

羞恥心なんて、もう感じないと思っていた。
それなのに、自らの振る舞いを第三者に指摘されると、顔から火が出そうになった。恥ずい。
めぐみんも同じ気持ちらしく、もじもじとふとももで俺の顔を挟んできた。気持ちいい。

バニル「フハッ!」

全てを察した悪魔が、愉悦を漏らす。

バニル「フハハハハハハハハハハッ!!!!」

耳触りな哄笑が屋敷中に響き渡る。
もしかしたら、アクセル中に響いたかもな。
それだけのことを、しでかしたと実感する。
盛大に嗤われても俺たちは何も言えなかった。


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