みほ「エリカさんがお姉ちゃんのお尻に吸い付いたまま離れないんです」
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[saga]
2018/07/17(火) 17:05:46.92 ID:KSpzQzDz0
エリカ「……でも、そんな考えは誤りだったことに気づきました。気づかせて、貰ったんです――その子に」
沙織「……ん? え、私?」
エリカ「ええ。戦車道を進みながらも、人としての輝きを失わない、貴女の心……とても尊いものだと思うわ」
沙織「えーと……喜んでいいやつ、これ?」
エリカ「それを吸収すれば、私はさらなる高みへと至ることができる……」ユラリ
沙織「駄目なやつだった! み、みぽりん助けて! 逸見さんが、逸見さんが肉食獣の様相を見せてるよ!?」
みほ「させません、エリカさん!」
エリカ「へぇ、弱虫の貴女が私の前に立ちふさがろうっての? 友達の為、というわけかしら?」
沙織「みぽりん……」
みほ「沙織さんの人間性は、私が先に目をつけていたんです」
沙織「……んん?」
みほ「そろそろ好感度も溜まった頃合いなので、エリカさんの問題が解決したこの後、お泊り会にかこつけて……」
沙織「ステイ。ステイだよみぽりん。そんな凶悪なこと考えてたわけ!?」
みほ「そうだよ。あの日、沙織さんが私に声を掛けてくれた日から……ずっと、この日のことを思い描いてた。吸うよ、いいね?」
沙織「ひぃ!」
華「待ってください、みほさん!」
沙織「は、華ぁ!」
華「その言葉を掛けられた時、沙織さんの隣には誰がいました?」
沙織「あれあれ、話がまた不穏な方向に進んでるよ?」
華「沙織さんのことは、私がずっと前から狙っていたんです。横入りは、いくらみほさんと言えども看過できません」
麻子「おいおい……横入りというなら五十鈴さんこそだろう。この中で沙織と一番付き合いが長いのは誰だ? 私だ。一番に吸う権利も私にある」
沙織「麻子まで……!?」
みほ「私と沙織さんの友情に時間なんて関係ないよ!」
まほ「うむ、そうだな。関係性の構築に時間は関係ない。だが、だからと言って、みほ。お前がその子の尻を吸っていいということにはならないぞ」
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