85: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:55:30.83 ID:TQ5drJ1c0
しかし俺の言葉に、アンチョビは納得のいっていないような表情を見せる。
「んー、戸庭、なんか反応が薄いな」
「感情表現が苦手なので。点数にすると90点超えは固いよ」
86: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:59:20.19 ID:TQ5drJ1c0
とにかく、公開する動画が出来上がったので、あとは編集&圧縮、ツイートをするのみとなった。
ツイートの時刻は17時30分に決めた。
「なんで夕方なんだ?」
87: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:01:14.60 ID:TQ5drJ1c0
あらかじめ、ツイッターアカウントは作成しておいた。
表示名はシンプルに『アンチョビ』だ。
プロフィール欄には、ガルパンの世界から出てきてしまった件など、動画で話した内容を短くまとめて記載してある。
まだツイートは一つもない。
88: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:04:37.70 ID:TQ5drJ1c0
「さあ、どうだ!」
「ちょっと待って」
アカウントのフォロワーは俺一人だ。
89: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:06:04.01 ID:TQ5drJ1c0
「これは、凄いんだよな!? な!?」
「うん。すごい」
画面を更新する度に、それぞれの数字が増加する。
90: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:08:41.09 ID:TQ5drJ1c0
俺のアカウントにもリプライがあるので、こっちも同じ作業に移った。
「本物みたいですね」「よく出来てますね」「マジですか?」とか、そんな反応全てに「本当ですよ」と返す。
アンチョビの方には、俺の方よりも具体的な質問が多かった。
91: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:10:55.58 ID:TQ5drJ1c0
夕飯を食べるのも忘れてツイッターに没頭し、お互い、気付いた頃には午後10時を回っていた。
「腹減った」
「……夜も遅いけど、パスタでも茹でるかあ」
92: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:13:26.80 ID:TQ5drJ1c0
2017年11月25日。土曜日。
昨日やり取りをしていた友人が、別の友人を引き連れて我が家へやってきた。
「うっわ、マジやんけ」
93: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:14:36.80 ID:TQ5drJ1c0
「で、君らは何しに来たわけ?」
「なんかツイッターで変なこと言ってるからおちょくりにきた」
「俺もまぁ気になって真相を確かめに来た感じだよね」
94: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:16:48.98 ID:TQ5drJ1c0
しばらく愚にも付かないやり取りを繰り返していると、アンチョビが割って入った。
「まぁまぁ。せっかく来てくれたんじゃないか。少し落ち着け戸庭」
「天使か」「天使」
95: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:18:12.13 ID:TQ5drJ1c0
「言い争いは良くない。良くないですよ」
「元々お前らのせいだけどね」
「どうせ争うなら、麻雀で勝負をつけましょう」
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