250: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/20(金) 22:59:45.50 ID:LvNYVq+e0
でも。とアンチョビは続ける。
「言った通り、これは私だけの問題じゃない」
「戸庭の問題でもあるし、ミカの問題でもあるし、もっと言えば柿葉の問題だってあるだろう」
「それに、ミカと暮らすのだって、私は悪くないと思う」
「こいつはこんなだけど、いざという時は頼りになるし、根は良い奴だって知ってる」
「向こうの世界からやってきた、唯一の仲間でもある」
ぽろろん。ミカがカンテラで応える。
そのカンテラはどういう意味なのだろう。
「だから、戸庭の考えを聞かせてくれ。話し合って決めたいんだ」
「さあ、お前はどう思うんだ。私は、ここにいた方が良いのか。いても良いのかっ!」
いやあ。
「そりゃあもちろん、いても良いかと聞かれたらいても良いよ」
「お、ぉお……っ」
「でも、それだけで済む話でもないんでしょう」
その答えだけが欲しいんなら、きっとアンチョビも悩んだりなんてしなかっただろうと思う。
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