165: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 22:24:35.56 ID:/cdPx5HI0
おばちゃんに、店内の左手に位置する階段を案内され、「ありがとうございます」とアンチョビと二人でそれを上がる。
正面のふすまをノックして中へ入ると、40代くらいの男女が下座に座って談笑をしていた。
両方の顔に見覚えがある。
女性の方は脚本、そして男性の方がガルパンの監督だ。
「あぁ、きましたか。どうもはじめまして」
「はい、はじめまして。戸庭です。あ、で、こっちが――」
「アンチョビだ! よろしくお願いします!」
アンチョビが元気よく挨拶すると、俺は彼女と二人、監督と脚本の正面へ座った。
あちらが下座に座っているので、こちらは仕方なく上座だ。
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