52:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/14(土) 18:22:53.83 ID:TXxgAIfuO
私は、ブローチを胸元に付けました。手を添えると、安らぎを得られるように感じました。
鏡に映る私は、目元が赤くなっていました。それをからかい笑うようなひとは、もういません。
部屋を出ると、神父様が待っていました。
「……いいんだな」
「もちろんです」
ためらいなど、あるはずもありませんでした。
「洗礼名は、決めたか?」
「はい」
73Res/52.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20