【安価】オーサカ・トライアド【忍殺】Part12-SS速報VIP

【安価】オーサカ・トライアド【忍殺】Part12

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232:GMのスズキ ◆jndPILsvCY[saga]
2018/08/05(日) 21:35:36.65 ID:Vu4+k1dgO
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さて、まずは前提条件から。

君はある警察組織に属するエージェントで、上司からの直々の指名を受けて逃走中の指名手配犯を追いかけ、今まさに追い詰めている。
君の傍らには同僚の女エージェントがいて同じく指名手配犯に銃を突きつけている。君と彼女とは―そう、所謂恋愛関係にある。交際を初めてまだ日が浅く、「そういう関係」にはまだなっていないがね。

君はお決まりの台詞を吐く。「クソ犯罪者め、ここまでだ！」女エージェントも大体同じような事を言う。
追い詰められた指名手配犯―言い忘れたが女性だ―は、しかし不敵に笑って女エージェントに向けこんな事を言う。「貴女は本当に、彼を信じていいのかしら？」

女はこちらの反応等お構い無くまくしたてる。実際彼の事を深く想っているようだが、彼の気持ちが本当などと誰が保証できる？
言葉でならなんとでも言える。いかに美辞麗句を並べようと、たった一つの「確かなもの」すらくれない男の事など何故信じられようか？そんな事をね。

実際彼女の言うことは詭弁だ。この場をなんとか逃れんがため、隙を作ろうと出任せを言っているに過ぎない。
しかし―その出任せは不思議と真実味を帯びていた。君は恋人の事を真に愛していたし、それはこれからも変わることはないと実際に信じている。
しかし―当の彼女はどうやら犯人の言葉に揺らいでしまったようだ。銃を犯人に突きつけながらもその視線は泳ぎ、まるで助けを求めるかのように君に言葉を投げ掛ける。こいつの言うことは嘘よね、そうなのよね！？と。

さて、君ならこの状況でどう動く？
あくまで「君」の話だ。彼の身体的スペックだとか武装だとかは気にせず、【君にできること】なら何でもできる事にしよう。
それこそ―荒唐無稽な例えばなしだが―君がニンジャならば、摩訶不思議なジツでこの場を解決することだってできる。そういうことにしよう。

直下どうする？

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