26:名無しNIPPER[saga]
2018/07/18(水) 20:31:55.40 ID:XvfI7PG50
「彼は、毎日無数の女性に同じ内容で占い続けてきたんです」
「どういうこと?」
「100人、200人。あるいは1,000人、2,000人に同じ占いをし続けてきたのですよ」
「何のために?」
「彼は自分と似た女性とお近付きになり、交際したかったからです。年のあまり離れていない妹がいる。趣味は旅行で北海道が特に好き。学生時代はテニス部に所属してい趣味はカラオケで興味の無いものはスポーツ観戦」
「頑張り過ぎだろ」
「はい、彼は頑張りました。そして手に入れました」
「運命の出会いは確率論だって話がしたかったんだっけ?」
「あなたが私から逃れたいと思ったら、たくさん女性とお会いすればいいという話です」
「それは無理だよ」
「どうしてですか?」
「足が痺れてるから」
「あら、いつの間に正座してたんですか」
27Res/22.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20