10:名無しNIPPER[saga]
2018/07/17(火) 11:16:22.74 ID:ZbAej8EO0
孤独の共有。
それは勘違いされがちなものである。
それは無理があるものである。
限りなく黒に近い灰色の青春を過ごしてきた人生で。
それを乗り越えて、自分に優しくしてくれる人達に出会ったとしても。
あの時、独りぼっちで過ごした時の感情は、誰にも伝えることはできない。
他人は愚か、未来の報われた自分さえ、本当の意味で当時の負の感情を呼び起こすことなどできない。
この人だけは自分の孤独をわかってくれる。
そんな人は、いないのだ。
心揺さぶる音楽は、私のために奏でられたものではない。
切ない物語は、私に向けて書かれたものではない。
やさしいあの人は、私のために生まれてきたのではない。
共有できないが故に、孤独なのである。
掟その1「ストーカーは、好きな人に触れられない」
孤独を持つが故の恩恵があるとすれば。
私は、あなたの気持ちをわかってあげられないという、理解者との出会い。
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