19:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:24:31.94 ID:TUAcnqRm0
それから年が明けて三月になり受験の合格発表が行われた。
「やったぁっ!合格だ!」
私は志望校から合格通知を受け取り念願の志望校への入学が決定した。
やった!やった!やった!これで4月から神崎くんと同じ高校へ通える!
これで彼とずっと一緒だ。それであわよくば彼に告白して付き合うことだって夢じゃない。
恋する私は志望校への合格よりも大好きな彼と同じ高校に入れる喜びに溢れていた。
あとはこのことを家族に自慢しよう。
今まで何の取り柄もない私がこの辺りでも偏差値高めの学校に入れたんだ。
これを喜ばない親がいるはずないもの。そう思った私は学校が終わるとすぐ家に帰宅した。
「ただいま〜!お母さん聞いて〜!」
帰宅した私は家にいるはずのお母さんに志望校へ合格したことを知らせようとした。
けど家の中はどういうわけか不気味なまでに静かだった。
何か様子がおかしい。そう察しながらも居間に行くとお母さんは新聞を広げていた。
その新聞にある小さな記事にあることが記載されていた。それは…
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