103:名無しNIPPER[saga]
2018/10/18(木) 21:57:45.69 ID:kVIpDDwn0
【午後20時 ゲーム終了まで残り12時間】
山根「ガァァッ!」ブンッ
まる子「たまちゃん!!」
たまえ「キャア…ッ!!」ドタッ
山根「グルルル…」
城ヶ崎「二人とも…!大丈夫!?」
まる子「何とか…」
突然3人の元に姿を現した山根は、まる子や城ヶ崎の身長の3倍ほどある大きな右腕を振り下ろし襲いかかってきたのであった
城ヶ崎「コイツ…前に長山くんと戦った時にいた化物…」
たまえ「私たちと会った時より大きくなってるような…」
まる子「ここに居るってことはクラスの誰かなんだよね…私たちのこと分からないのかな…」
山根「グオオオオオ!!!」
城ヶ崎「緑色の瓶…でっ!」
山根がもう一度相手を仕留めようと左腕を振りかぶると、城ヶ崎が投げた緑色の瓶『かかった部位がドロドロに溶ける毒』が山根の左腕に命中し
山根「グオォッ…!?ガゥルルル…!」
みるみる山根の左腕は原型を保つことが出来ずドロドロに溶けていき
城ヶ崎「よし…効いたわ…!今のうちに逃げましょ…!」
たまえ「うん!行こうまるちゃん!」
山根「ガアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
山根は雄叫びを上げると左肩が光り、溶けて無くなった左腕を再生させる
まる子「元に戻った!?どうすんのさあんなの…!」
たまえ「また私たちを狙ってきたら、今度は私のカメラであのモンスターの動きを止めるから…!」
山根「…グルルルルルルル」
まる子「あれ?…追ってこないね」
城ヶ崎「他の誰かを見つけたのかしら…」
山根は大きな口を開いて逃げる3人の姿をじっと見ているだけで
たまえ「…?」
たまえ(もしかして…)
たまえは昔見た怪獣映画を思い出す。
主役の怪獣が口から吐き出した破壊光線により街が木っ端微塵になるあの場面を…
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