49: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/08/04(土) 22:06:44.84 ID:2z0hRIvR0
言って、彼女は今一度その胸を揺すって見せた。
セキュリティを騙す為に外したブラは布団の上。
今、盛り上がる二つの膨らみの頂にそれとは別の山巓がある。
「恵美」男が久方ぶりに口を開いた。「それが分かってるなら離れるんだ」
「だったら突き飛ばすなりすればいいじゃん」
「……できないって事知ってるだろう?」
「そいうのさ、優しいじゃなくヘタレって言うんだよね」
恵美が挑発するように鼻を鳴らす。
男は反射的に両手を動かしたが、それよりも少女の方が素早かった。
たちまち塗りつぶされた彼の視界。
熱を纏った弾力がプロデューサーの顔を包み、
馨香とでも言うべき特有の香りが彼の嗅覚を埋めていく。
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