7:名無しNIPPER
2018/07/08(日) 19:00:14.97 ID:wh4JBXu80
ロード「帰還だ。明日からは小うるさい諍いから解放されるだろう」
少年は竜の背中で見る光景に心を奪われて、ロードの言葉に半ば夢うつつで首肯したのでした。
また竜が飛びたち、その風を切るスピードにうっとりとしながら、魔導士たちのところへ戻りました。
数刻で村から戻ったロードは残りのオークたちから拍手喝さいを浴びましたが、少しも表情を変えませんでした。
こうして少年オークの初陣は、竜の背中に乗って村を恐怖に陥れたロードの従者、としてオークの村で話題となりました。
これで両親が疎まれることもなくなると少年は安堵して布団に入ると、遠出した疲労もあり、すぐに寝入ってしまうのでした。
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