【安価】異世界に来たので、折角だから何かする【オリジナル】
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51: ◆7m3grp2dM2[saga]
2018/07/05(木) 20:50:28.78 ID:/axQZUF/o

>>48-50選択



「……改めて見ても、アスラさんは大分人目を惹く姿ですね」

そうだろうか?と貴方が首を傾げると、アルフォードさんが鏡を持ってきてくれた。
そこに映っていた姿は、手入れのされていないぼさぼさの黒髪に浅黒い肌、身長180cmくらいはありそうだ。
しかしそんな部分より目に見えて異質な個所が一つ。それは、本来人に備わっていて当然の両腕、その片方が無かったのだ。

貴方はその事に、鏡を見てようやく気付いた。
しかし、体に違和感はなく、これがあるべき形であるようにも見える。
ともすれば、最初から左腕は無かったのかもしれない。と貴方は勝手に納得した。

「いやぁこんな人がいきなり正面から歩いて来るんだから、私も最初は身構えちゃったよね」

確かに、身構えるのも仕方ないのかもしれない。と貴方は苦笑する。


軽く談笑を交えている間、無意識のうちに何故か自らの額を撫でていた。
貴方は、はて?と首を捻る。
額には何もない。ごく普通の人の額だ。

しかし、どうしてだろうか?貴方はその『何も無い』事に奇妙な違和感を覚えていた。



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