【安価】異世界に来たので、折角だから何かする【オリジナル】
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34: ◆7m3grp2dM2[saga]
2018/07/05(木) 02:44:27.12 ID:/axQZUF/o

貴方はアルフォードの話の中で、小難しい話はイマイチ理解しきれなかったが、いくつか確かに分かったことがある。

まず、大前提としてこの世界には『異世界の門』というモノがあるらしい。
その名の通り、異世界と繋がる門であり、この世界とは違う世界との繋がりを得るためのモノらしい。
喋る白蛇の『ナキ』も異世界からやってきたのだという。だからこそ、貴方の正体にすぐに気づいたのだと説明を受けた。

そこで次に『契約者』と『導師』という存在の説明を受けた。
簡単に言えば異世界の門を開くことができる人物が『導師』であり、それによって呼び出されたモノが『契約者』という事らしい。
そして『導師』と『契約者』の間には『契約』というのが結ばれているらしいが、ここの辺りの説明は正直よく分からなかったが、とても大変で非常に危険らしいということくらいは、貴方にも理解できた。

そして最後に『漂流者』という存在についてだ。
なんでも極稀に、貴方のような前触れもなくこの世界と繋がってしまった異世界人、という事例が存在するらしい。
導師の居ない契約者。そんな存在の事を、『漂流者』と呼ぶようになったらしい。


「と、まあこんなところですかね。理解できましたか、漂流者さん」

貴方は自信なさげに頷いた。

「ふむ、しかし…漂流者が記憶喪失なんていう事例は今までありませんでしたから、本当に漂流者かどうかはグレーな部分ですけれどね」

「一先ず今は、呼ぶ名がありませんから漂流者さんとお呼びします。…それとも、この世界で使う名前くらい付けておきますか?名前があった方が、いろいろ便利でしょうからね」

「どうです?よろしければつけてあげますが?」


確かに、アルフォードの提案通り名前くらいはあった方が今後色々都合がいいかもしれない。
どうしようか?


1、つけてもらう
2、漂流者でいい
3、自分でつける

安価↓1



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