【安価】異世界に来たので、折角だから何かする【オリジナル】
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278: ◆7m3grp2dM2[saga]
2018/07/10(火) 21:37:44.46 ID:kKzArGMpo

料理ができたようで、綺麗に手入れされたテーブルの上に食事が並ぶ。
その卓を、貴方を含めて6人で囲む。

「それじゃあ、いただきましょうか。新しい仲間を祝して今日は豪華に…って言いたかったけど、物資にも限りがあってね。大したもてなしも出来なくてごめんなさい」

やはり、自然と仲間として扱われていることに、貴方は異を唱える。
まだここにずっといると決めたわけではない、と。

「……貴方、そうは言っても、ここ以上に安全な場所なんてそうないわよ?この町に居るのは、何も知らない馬鹿な市民と、私腹を肥やすことしか頭にない貴族と、知識欲に狂った研究者共だけよ」

「悪いこと言わないから、此処に居た方が良いわよ。………まあ、どうしてもっていうなら好きにすればいいけど」

怪訝な顔でそう言われたが、貴方は気にせずそうさせてもらう。と返事を返した。


「ああそうだった。まだ自己紹介してもらってなかったわね。」

貴方は『アスラ』と名乗り、それ以外に紹介できることが無いと語った。

「アスラね、改めてよろしく。私はメイ、貴方を連れてきたのがマスク。ちょっと無口だけど、ただ口下手なだけだから許してあげて」

貴方はマスクを一瞥すると、マスクは何も言わずに黙々と食事をとっている。




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