渋谷凛「夏がはじまる」
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5: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/07/01(日) 03:34:27.43 ID:kdkVKxIA0



息を切らしながらチェックインを済ませ、鍵を受け取る。

「プロデューサーと部屋、別なんだね」

「当たり前だろ。一緒だったら色々問題あるし」

「まぁ、そっか。それじゃあ、さっき言われたところに再集合でいいんだよね」

「うん。ドレスコードとかないから、普通の格好しておいで」

「そもそもドレスなんて持ってきてないよ」

「それもそうか」

そうしてプロデューサーとはフロントで別れ、鍵に記されている自分の部屋へと向かう。

エレベーターに乗り込んで、部屋番号と同じ階のボタンを探すと最上階らしいことがわかった。

目的の階に到着して、廊下をずんずん進んでいく。

どうやら私の部屋は一番奥のようだった。

最上階、最奥。

今日泊まる部屋は、とんでもなく豪華だった。



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