【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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46:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 23:46:07.23 ID:5zbPgvo20
真帆「そんなこと……有り得るの?」

真帆(一体、たったあれだけの解析結果のどこをどう見れば、そんな結論を導き出せるのか?)

真帆(所詮サリエリでしかない私には、見当もつかない)

真帆(かといって、その答えを紅莉栖に求めてしまうなんて──)


回想
レスキネン【Hum。私に訊いてしまって良いのかい?】


真帆(たとえ相手が紅莉栖でも。ううん、むしろ紅莉栖だからこそ、解を任せてしまうことには納得がいかない)

真帆(紅莉栖は言っていた。それはとてもファンタジーな考えだって)

真帆(あの紅莉栖からファンタジーなんて単語を聞いたときはビックリしたけど、でも)

真帆(それが、“紅莉栖にとってのファンタジー”だったとは限らない)

真帆「じゃあアレは、どういう意味合いの言葉だったのか?」

真帆(人は、理解できないものを幻想や想像の範疇に当てはめてしまうことが、往々にして多い)

真帆(科学者だってそう。科学という自らの畑の中で育めない“何か”は、大概にしてファンタジー扱いされる)

真帆(だとしたら……もしも、もしもよ?)

真帆「ファンタジーという言葉が、私に向けられたものだったとしたら?」

真帆(107問題を引き起こした現象。その原因を紅莉栖は理解している。だからそれは、紅莉栖にとってのファンタジーたりえはしない)

真帆(だけど、私は違う。例え紅莉栖に理解できていても、でも私には理解なんてできない)

真帆「もしも……もしも……」ジワリ

真帆(もしも紅莉栖が、私の事をそういう風に見ているのだとしたら)

真帆(もしも紅莉栖が、所詮サリエリには聞かせたところで理解できないと思って、ファンタジーという単語をチョイスしたのだとしたら?)

真帆「そんなこと……あるわけないじゃない」プルプル


回想
紅莉栖【いいえ。これも確証を持っていえる訳ではないけれど、恐らくそのデータは破損しているわけではないと思う】


真帆(107問題のデータは壊れていない)

真帆(じゃあどうして読めないの? なんでアクセスできないの? 私がサリエリでしかないから?)



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