【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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37:名無しNIPPER[saga]
2018/07/02(月) 22:08:25.80 ID:7R5bLaWJ0
紅莉栖「いいえ。これも確証を持っていえる訳ではないけれど、恐らくそのデータは破損しているわけではないと思う」

A紅莉栖『そうは言うけど、でも実際アクセスしてみても意味を成さないデータの羅列でしかなかったらしいわよ?』

A紅莉栖『まるで、文字化けしてしまったメールのようだったって聞いたわね』

紅莉栖「ううん、そうではないはずよ。意味を成さなかったのは、読み取りの手段か……そうね。そもそものアクセス方法が間違っていたかして……」

紅莉栖「単純に、そこに込められている内容を正しく把握できなかったことが原因だと思われるわ」

真帆「そう考える根拠は?」

紅莉栖「根拠ですか、そうですね。しいて言うなら……去年の夏における私の実体験……でしょうか?」

真帆(根拠を聞いて、ますます分けがわからなくなるとは……)

A紅莉栖『あの、先輩? どうしたんですか急に黙り込んで?』

A真帆『え? ああごめんなさい。ちょっと気になることが……』

紅莉栖「どうしたの?」

真帆「?」


シーーーン


A真帆『聞いていい、そっちの紅莉栖?』

紅莉栖「何ですか?」

A真帆『例えばだけど。貴女の言うように2010年7月28日を境にデータ……違うわね。オリジナルの私の記憶データが増加していったのだと仮定して……』

真帆(なんだか、気味の悪い言われ方だわ)

A真帆『それってひょっとして、“一つの何か”が徐々に膨らんでいったのではなくて、“複数の何か”が同時的に増えていった……という考え方って有り得る?』

紅莉栖「……すご」

真帆「うぇ?」

紅莉栖「凄いですね。先輩、さすがです。今の発言は私の仮説に矛盾無く受け入れられます」

A真帆『つまり肯定……ということね?』

紅莉栖「はい」

A真帆『それなら、もう一つ。それら複数の何かに接触しようとする場合、それが存在する数の分だけ、異なった手段が存在したりもする?』

紅莉栖「!? それは……断言こそできませんが、しかし可能性としては十二分に有り得ると思います」

A真帆『そう、そうなの。それが有り得るのだとしたら……』

A紅莉栖『あの……先輩?』

A真帆『悪いけど、私はここで退席させてもらうわ。後はよろしくね、紅莉栖』


 プツン


真帆・紅莉栖・A紅莉栖「!!!???」

A紅莉栖『え? えええ!? 後はよろしくって、無茶振りにもほどが!』


 プツン


真帆(え? え? は? 何がどうしたっての?)



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