【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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304:名無しNIPPER[saga]
2018/07/19(木) 22:26:43.77 ID:F5pI0V/70
まゆり「あはは、言葉にするのが難しいなぁ。えっとねぇ、つまりね……」

まゆり「例えば……例えばだよ? 例えば明日、まゆしぃが……そうだねぇ、例えばだけど明日、まゆしぃが、その。死んでしまうとするのです」

真帆(!?)

まゆり「そしたらね、お父さんやお母さんは悲しいだろうし、きっとオカリンやダルくんや紅莉栖ちゃんやフェリスちゃんにルカくん。フブキちゃんやカエデちゃんや由季さん。それにきっと出会ったばかりのマホちゃんだって、少しは悲しんでくれると思うのです」

真帆「……少しどころじゃないわよ」

まゆり「そう? それは嬉しいなぁ」

まゆり「でもね、マホちゃん。それでもしマホちゃんがタイムマシンを使って、まゆしぃが死なないようにしようとするのなら……それはきっとダメなことだと思うのです」

真帆「ど、どうして……そんなことを言うの?」

真帆(あなたが……あなたがそんな風に言ったら、岡部さんや紅莉栖の苦労はどうなるの? それに、せっかく固まりかけてきた私の決心だって……)

まゆり「そうしようって思うくらい、まゆしぃのことを大切に思ってくれるのは、とっても嬉しいよ。でもねマホちゃん」

まゆり「まゆしぃを助けたことで、ひょっとしたら誰か他の人の幸せも一緒に消えてしまうかもしれない」

真帆「……何よそれ」

まゆり「明日、まゆしぃが死んじゃって。それでね。まゆしぃが居なくなったから、それで生まれてくる命だってあるのかもしれない」

真帆「…………」グッ

まゆり「ひょっとしたら、そんな誰かは未来で幸せな生活を送っているかもしれない」

真帆「…………」ギリッ



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