【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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22:名無しNIPPER[saga]
2018/07/01(日) 14:40:50.18 ID:lo4gwy6N0
A紅莉栖『そ、それで! その文字化け領域って、結局何なんですか?』

A真帆『それがね、私にも分からないの。前回の更新時には、こんな物はなかったはずなのだけど』

A紅莉栖『あ……ひょっとして……』

A真帆『とにかく、どうアプローチしても、意味や形を見出せない記憶データが混じりこんでいるのよ、私の中に。それも、私自身に知覚できるだけでも、100メガバイトを超える容量でね』

A紅莉栖『100メガを超える……それって107メガくらいあったりします?』

A真帆『え、そうだけど。何か知っているの、紅莉栖?』

A紅莉栖『その、まあ』

A真帆『そう。なら話しが早いわね』

A真帆『しかもよ、その意味不明な謎の107メガバイトと送られてきたオカルトな通信の構成パターンが、とてもよく似ている気もするわけ』

A紅莉栖『はあ』

A真帆『となると。オカルト通信の方を上手く解析できたりすれば、ひょっとしたら』

A紅莉栖『107メガバイトの方も、解析できる可能性があると、そういうことですね?』

A真帆『そ。どう? 少し面白そうだとは思わない?』

A紅莉栖『そうですね。興味深くは……ありますね』

A真帆『でしょ。タイムリミットは私が次にバージョンアップされるまでではあるけど、でも中々にいい暇つぶしになりそうね』

A紅莉栖『ふふ。楽しそうですね、先輩』

A真帆『まあね。正直、アマデウスになったと理解したときは取り乱したけど、でも成ってみて分かったわ。この状況って考え事をするのには、凄く都合がよさそうな状態ね』

A紅莉栖『ああ、私もそれは最初に思いました。寝食不要でエンドレス考察とか、科学者としては至れりつくせりな環境ですからね』

A真帆『だったら、謎の領域を余興にするのも悪くはないわ』

A紅莉栖『いいですね。私も何か分かったことがあったら、先輩に報告するようにしますね』

A真帆『ええ、是非そうしてもらいたいわ。ところでね、紅莉栖』

A紅莉栖『はい?』

A真帆『謎の領域についてなんだけど……貴女はどうなの? 現状の記憶容量に不審な点はないかしら?』

A紅莉栖『私……ですか』

A真帆『ええ、どう?』

A紅莉栖『………』
A紅莉栖『……』
A紅莉栖『…』

A真帆『どうしたの?』

A紅莉栖『それが、実は……』










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