【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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144:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 00:31:43.39 ID:hc/Puqu00
鈴羽「記録によると、今日の午前11頃、比屋定真帆のアマデウスは107領域へのアクセス問題をクリアしているはずなんだ」

真帆「それはまた……具体的な記録ね」

鈴羽「まあね。何せボクのいた時代では、一度通っている歴史道だからね。それくらいのことは把握できるさ」

真帆「未来って、随分と便利にできているのね……」

鈴羽「かもしれないね。でもだからこそ、ボクたちは未来で今回の作戦を立案することができた」

真帆「作戦って、昨夜の騒ぎのことでしょ? サーバーを銃で撃ち抜こうとか、えらく荒っぽい作戦をたてるものね」

鈴羽「それは誤解だよ。銃を使おうとしたのは、やむにやまれず仕方なしにそうなっただけで、当初の作戦はまったくの別物だった」

真帆「どうだか」

鈴羽「本当さ。当初の予定では準備室で就寝している君を誘い出し、無人になった研究室に忍び込む。そこで君のPCからアマデウスを立ち上げて、デリートするという手はずだったんだ」

真帆「悪いけど、その内容だと作戦としてはお粗末と言うほかないわね」

真帆「どうやって私のPCのログイン・パスを手に入れたかは知らないけど、でもね」

真帆「アマデウスのデリートには、デリート・システムを起動するためのパスワードが必要なの」

真帆「そのパスは当然ログイン・パスとは別物だし、そもそも私はそれを他の誰かに教えたことなんて、今の今まで一度もないわ」

真帆「つまり。どう転んでもあなたの作戦は、サーバーを穴だらけにするという選択肢を選ばざるを得なかったということになる」

真帆「違うかしら?」



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