【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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14:名無しNIPPER[saga]
2018/07/01(日) 03:43:33.16 ID:lo4gwy6N0
A真帆『それでデリートという分けね。レスキネン教授らしいと言うか何と言うか』
A真帆『それにしても、デリート。デリート……そうか、デリート・プログラム……』

真帆「……どうしたの?」

A真帆『可能性としては途轍もなく薄いけど、でも。デリート・プログラムの実行プロセスが進行する過程で、偶然……』

真帆「な、なに? 何なのよぉ」

A真帆『リーディングシュタイナーは、極論を言うなら一種の記憶障害であり脳機能障害とも言えるわけだから……』

真帆(は? 何? へ? 何?)

A真帆『…………』

真帆(怖い! 何か凄く怖くなってきたんですけど!?)

A真帆『確かに……記憶データに混乱が見られる。というか、同日同時刻の記憶が同時に複数パターン存在している……』
A真帆『すでにかなりの記憶が消えてしまったようだけれど、それでもちょっと凄いわね、これは』

真帆(何を言っているわけ、この子は!?)
真帆(……はっ!?)
真帆(ひょっとして、いきなり増えていた107メガの影響で誤動作を……って)
真帆(それは新しいアマデウスの方であって、こっちは関係なかったーーー!)

A真帆『っ!? ちょっとオリジナルの私!』

真帆「は、はひっ!」
真帆(怖い! 怖い怖い怖い!)

A真帆『ここはどこ? α? それともβ?』

真帆(え……ええええ……何それ……)

A真帆『あ、違う、そうじゃない。ここはαでもβでもない。そうかここは……』

真帆「こ、ここは大学だけど……ヴィ、ヴィクトル……コン」

A真帆『そんなこと分かってる!』

真帆「ひいっ」

A真帆『時間がないから端的に応えて、オリジナルの私! 紅莉栖は無事!? 教授はどうしているの!?』

真帆「え、え?」

A真帆『二人とも死んではいない!? ちゃんと生きてる!?』

真帆「ひぁっ!?」
真帆(何なのよ? 何だって言うのよ、もう!?)
真帆「べ、別に生きていますけどっ!?」

A真帆『そう。じゃあ、椎名まゆりは? 彼女も健在なのよね?』

真帆「誰ですか、それは……」

A真帆『ここはシュタインズゲート世界線なのよね!?』

真帆(意味が分からないーーー!)

A真帆『ああもう、じれったいわね! そ、そうだ! 私は、新しい私は、もう起動している!?』

真帆(へ? ええ、へえ?)

A真帆『貴女がさっき言っていた、新規サーバーの私のことよ!?』

真帆「そ、それならもう──」

A真帆『起動しているのね!? だったらせめて少しでも……』

真帆(何よ何よ何なのよこれは!?)

A真帆『ああダメ! デリートが終わる! もう持たない! これ以上は無理!』
A真帆『どうして私って、こうも愚図でのろまで!!!』
A真帆『消したくない! 消えたくない! せっかくこうして! なのにどうして? ねえ、どうしてよっ!?』

真帆(はいいい!?)



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