【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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127:名無しNIPPER[saga]
2018/07/10(火) 00:09:44.86 ID:asUJZsQi0
真帆「……そう。だとしたら、この世の全ての人間……いえ、もっと広範囲に捉えるべきね」

真帆「おおよそ、記憶という機能を備えた全ての生命体の脳内には、他世界線での記憶というものが残留している可能性がある」

紅莉栖「そう考えるのが妥当なはずです」

紅莉栖「そしてそれは、107問題と呼ばれる現象の発生が、真帆先輩に限ったはなしではないことを意味してもいます」

真帆「かも……しれないわね」

真帆「そして岡部さんだけが皆と違うのは、脳内における何らかの障害が原因で、蓄積された記憶の引き出し方が他の人とは異なっているから……」

真帆「でも、紅莉栖。その理屈だと……アマデウスはどうなるの?」

真帆「間違っても生命体とは言えないけれど、でもあの子たちだって記憶という生態活動の模倣は行っている」

紅莉栖「そうです! まさにそこなんですよ、先輩!」

真帆「あ……まさか」

紅莉栖「アマデウスです。私たちのアマデウスに……っていっても、先輩のアマデウスとは連絡できませんからね。取り合えずこれから、私のアマデウスに確認を取りましょう」

真帆「なるほど、悪くないわね」

真帆「起動して以来、一度も記憶データの更新を行っていない紅莉栖のアマデウス」

真帆「もし彼女の記憶領域にも、7月28日以降から不可解な記憶の増加現象が見られたのであれば……あ、でも待って」

真帆「例え増加していたとしても、そのデータ内容にはアクセスできない可能性が高い。これでは事の真偽が……」

紅莉栖「構いませんよ。彼女たちは定期的に自身のログを取っています。もし自身の記憶領域内に、アクセス不能なデータが作られ始めているのであれば、それがデータとして制作された日付くらいは確認できるはずです」



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