国王「安価で国を動かす」
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145:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 14:06:46.56 ID:JyIh5ggw0
魔王城 居間〜

魔王「じゃあここに座っといて、パパ〜お茶持ってきてー」

ハンター(…何故掘りごたつ、しかもデカい)ストッ

????「ハイハイ、ママこの人がさっき言ってた人?」

元勇者「どうもこんにちは、魔王の夫の元勇者です。これ、お茶と僕が作ったお漬物!良かったら食べてね」コト

ハンター「…どうも(この人が勇者か)」ペコ

魔王「それじゃあ落ち着いてきたところで、貴方がきた目的を教えてくれないかしら?」ストッ

ハンター「ああ、まず人間と魔物の関係から…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

魔王「なるほど、魔物の平和と人間との共存ね…」

ハンター「ああ、だから魔国も人間との交流をして欲しい。魔物の最大勢力の貴方たちが味方になってくれれば人間の魔物に対する姿勢も変わると、そう考えている」パリポリ

魔王「そうね…結論から言うとほぼノーよ」

ハンター「…何故?」ずずず

魔王「貴方の言う事が全て真実だとして、魔物と友好的な王国があるのは喜ばしい事だけどそれと対照的に魔物を目の敵にしてる隣国がある以上、自国民を人間と関わらせる事は出来ないわ」

魔王「それに、この国も外と同じように殆どの魔物は気性の荒いの。私の力が抑止力として働いているから国の形になってるだけで、私の目の届かないところには出せないの」

魔王「魅力的なお話だけど今すぐ私ができる事は何もないわ、ごめんなさいね」

ハンター「…いや、突然押しかけて話を聞いていただけただけでも十分だ。今日はありがとう」

魔王「いつでも歓迎するからまた来なさい。こっちも荒い奴らをどうにか出来ないか考えておくわ」

ハンター「旦那さんも、漬物美味しかった」

元勇者「本当に!じゃあこれ、お土産!」ドサッ

ハンター「どうも…ではこれで」ボタンスッ

魔王「あっ!ちょっと待って!」ガシッ

ポチッ! シュンッ!!


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