自衛艦隊これくしょん3―おおすみ、出航します!―
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23:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:36:40.66 ID:y+HZEnIj0
私は話しました。自分の思い、苦悩。とわださんとの関係。先ほどの喧嘩。
自分でもまとめられず、まるで子供のように無茶苦茶な内容でした。ですが、総監はしっかりと聞いて下さりました。
総監「なるほど、生まれた瞬間に否定されているのに、期待が寄せられている、ね。確かにおおすみにも当てはまるし……」
おおすみ「自衛隊にも、ですか?」
総監「そうだな」
総監は椅子の背もたれに深く寄りかかりました。
総監「『自衛隊は、日陰者だ。君たちが国民からちやほやされ、歓迎されている事態とは、国や国民が危機に瀕しているときに他ならない。君たちが一生国民から感謝されない方が、国民は幸せなのだ』」
おおすみ「……吉田茂ですね」
総監「ああ。自衛隊という組織を、実によく言い表した言葉だ。まったくその通りだと思うよ」
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