11:1[saga]
2018/06/28(木) 13:57:39.69 ID:6AUUn40c0
「お姉さん、大丈夫だよね、そりゃそうか、家の中にいるよね」
走りつかれて、少年は海が見える公園のベンチで休んでいた。
気づけば警報も解除されたようだった。
今は何時だろうか。すっかり辺りは暗くなり、ぽつんぽつんと街灯の光があるだけだった。
「ちょっと!!なにしてんの!?」
いきなり後ろから声をかけられ、びくっとする少年。
「だめじゃない!さっきまで警報がなってたんだから!
警報が止んだからって、まだ何があるかわからないのよ!?」
振り返ると、少女がいた。
「お、お姉さん!」
「あ、あんた!なにしてんのよ!」
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