勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
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418
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:49:21.65 ID:9OC/ch8I0
――驚いたな。こんなことが起こるなんて。
以下略
AAS
419
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:50:34.46 ID:9OC/ch8I0
――
――――
「……えっ?」
以下略
AAS
420
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:54:47.44 ID:9OC/ch8I0
――
――――
「肉体強化、魔力倍増、……よし、これで完璧だ」
以下略
AAS
421
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:55:37.13 ID:9OC/ch8I0
「それじゃ、そろそろ行くよ」
「はい。どうか彼女を、よろしくお願いします」
「…………」
以下略
AAS
422
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:56:03.48 ID:9OC/ch8I0
「いえ、勇者さまもこんな至らない人形と一緒に、よくここまで戦ってくださいました。礼を言うのはこちらの方です」
深々と頭を下げる女神様。
「これから、ですね。どうしましょうか……。勇者さまを見つけて世界を救わせる以外の私の存在意義が、今の自分にはわかりません。それに――」
以下略
AAS
423
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:56:51.26 ID:9OC/ch8I0
「転移魔法(フィラー)」
女神様が呪文を唱える。飽きるほど聞いたこの声も、この感触も、これが最後だと思うと名残惜しく感じた。
二度とこの場所の風景を見ることはないのだ。
以下略
AAS
424
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:57:18.92 ID:9OC/ch8I0
――
――――
「さて、と」
以下略
AAS
425
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:57:57.59 ID:9OC/ch8I0
魔法で強化された剣を構える。そこに俺の全ての魔力を注ぎ込む。
これを倒す、いや消滅させるためには、こいつが自らを守る結界以上の破壊力を以て、一気に叩く他ない。
だから、そのための準備をしてきた。
以下略
AAS
426
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:58:24.02 ID:9OC/ch8I0
「嘘、だろ……」
力が、入らない。
まだ向こうの結界は、ヒビだらけになりながらも、その形を保っている。
以下略
AAS
427
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:59:59.25 ID:9OC/ch8I0
「えっ?」
声が聞こえたと思うと、上下が逆転したかのような感覚に陥った。まるで、時間が止まってしまったかのように、全てがゆっくりに感じられた。
「女神、様……?」
以下略
AAS
428
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 02:00:27.84 ID:9OC/ch8I0
――どうして、あなたがそうしないんだ?
――……できないのです。
――できない?
以下略
AAS
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