勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
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37:名無しNIPPER
2018/06/29(金) 01:44:25.06 ID:26juY4ZJo
おつおつ期待


38:名無しNIPPER[sage]
2018/06/29(金) 13:31:53.27 ID:v9YtF5csO
ヒエッ...


39:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 21:55:47.96 ID:nEjYyBBl0
勇者「……はっ!」

勇者「夢、か」

勇者「もう夜……」
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 21:56:20.83 ID:nEjYyBBl0
勇者(女神様の反応から考えるに、恐らくは俺を転移させる世界を間違えたのだ)

勇者(そしてこっちに来てから女神様とコンタクトする術もない。いつもなら魔法で異空間にいる女神様と話すことができたのに、ここには魔力が満ち足りていないせいで、それも不可能だ)

勇者(つまりは、俺を異世界転移させる張本人に、何かを伝えることすらできないのだ)
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 21:56:50.20 ID:nEjYyBBl0
勇者「紙が落ちてる。ふむ……」

『眠ってたから、置いておくね。これしか用意できなくてごめん』

勇者(……なんで謝るんだ。こっちはお礼を言いたいくらいなのに)
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 21:57:17.09 ID:nEjYyBBl0
少女「じゃあ」

勇者「ちょっと待て。そこは窓だぞ。まさか飛び降りるつもりか?」

少女「そうだよ?」
以下略 AAS



43:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 21:58:50.14 ID:nEjYyBBl0
――

――――

少女「ふんふんふーん♪」テクテク
以下略 AAS



44:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 22:00:11.11 ID:nEjYyBBl0
勇者(辺りから他の人間の気配はしない。街灯すらないから、そもそも暗闇の中を出歩こうする輩も少ないのだ)

勇者(彼女はああ言っていたけど、この世界はかなり安全な方だ。もしも魔王がいる世界だったら、とっくに魔物に襲われている)

少女「着いたよ」
以下略 AAS



45:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 22:00:44.03 ID:nEjYyBBl0
少女「ここね、明るいうちも綺麗なんだ」

勇者「へぇ……」

少女「ずっと前から、暗くなって、もしも星が出てたら、すごく綺麗なんだろうなって思ってたの」
以下略 AAS



46:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 22:01:44.01 ID:nEjYyBBl0
勇者(脳内の混乱は彼女の声によってすぐに解けて、頭上に広がる光景に再び心を奪われた)

勇者(ただ俺たちは星空を見つめ続ける)

勇者(二人から漏れ出す音は呼吸だけで、他にある音は夏の虫の声と、遠くから微かに潮風に乗って流れてくる波の音だけ)
以下略 AAS



47:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 22:02:10.59 ID:nEjYyBBl0
少女「さっきの話だけど」

勇者「さっき?」

少女「あなたを泊める代わりに何をしてもらうかって話」
以下略 AAS



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