勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
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335
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◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:40:27.96 ID:9OC/ch8I0
少年(自分と向かい合う少女はあっけらかんとしていた)
少女「あなたなら、きっと終わらせて帰ってくる。そう信じているもん」
少年「なんでそんな……」
以下略
AAS
336
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:40:53.87 ID:9OC/ch8I0
少年「きっと、いや絶対、ここに戻ってくる。俺は、君に会いに、また」
少女「……うん。あんまり待たせないでね。でも、無理はしないで」
少年「ああ。わかってる」
以下略
AAS
337
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:41:30.42 ID:9OC/ch8I0
少女「……そうだ、じゃあ、ロマンティック追加ということで」
少年「ん?」
チュッ
以下略
AAS
338
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:41:56.40 ID:9OC/ch8I0
――
――――
女神「お久しぶりですね、勇者さま」
以下略
AAS
339
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:42:24.56 ID:9OC/ch8I0
少年「それと、ありがとう。強引にでもあの世界に飛ばしてくれて」
少年「全部、偶然なんかじゃなくて、女神様が仕組んだんだろう?」
女神「あら、どこまで知っていますの?」
以下略
AAS
340
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:43:05.69 ID:9OC/ch8I0
少年「それよりもだ」
女神「はい?」
少年「休暇は終わり。じゃあ、一刻も早く次の世界を救いに行かなきゃな」
以下略
AAS
341
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:51:03.23 ID:9OC/ch8I0
――
――――
『 』は生命の進化を見届け、果てにそれらは二種類に別れた。
以下略
AAS
342
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:51:29.38 ID:9OC/ch8I0
――
――――
勇者(静寂が包んだ城の広間に、外から微かに歓声が聞こえてくる)
以下略
AAS
343
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:51:55.66 ID:9OC/ch8I0
勇者「ああ、もうこれで人間と魔物が戦うことはない。やっと、平和が訪れたんだ」
勇者(長かった旅路もこれでようやく終わり)
勇者(そう思うと肩の荷が下りるようだった)
以下略
AAS
344
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:52:32.39 ID:9OC/ch8I0
勇者「長かったな……」
勇者(もうあれから、何年が、何十年が、経ったことだろう)
勇者(あの世界では、どれだけの月日が過ぎ去っているのだろう)
以下略
AAS
345
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:53:13.23 ID:9OC/ch8I0
勇者(飛行魔法を用いてグルッと世界を見て回る)
勇者(人々と魔物達は皆笑い合いながら、酒を飲んだり踊ったりしている)
勇者「もう、大丈夫だ」
以下略
AAS
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