勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
1- 20
346: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:54:10.76 ID:9OC/ch8I0
勇者(唐突に眩いばかりの閃光)

勇者(覚えがある。女神様からの通信だ)

勇者「女神様か。ちょうどよかった。今、終わったところ――」
以下略 AAS



347: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:54:36.77 ID:9OC/ch8I0
――

――――

勇者(何が何だかわからないまま、俺は女神様のいる空間へと帰還した)
以下略 AAS



348: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:55:21.50 ID:9OC/ch8I0
勇者(何を言っているんだ、女神様は)

勇者「消滅……?」

勇者「消滅って、なんだ……? どういうことだ……?」
以下略 AAS



349: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:56:13.44 ID:9OC/ch8I0
勇者(奥にそびえる山の頂上が微かに光っている。禍々しい色を放ちながら、それは急速に強まっていく)

勇者(そして突然、それは閃光を放つ)

勇者「な……っ!?」
以下略 AAS



350: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:56:52.00 ID:9OC/ch8I0
勇者(いた)

勇者(一人だけ、他の人たちとは逆方向に走っていく姿)

勇者(大人になっているが、遠目でも微かに感じられる面影は、見間違えようがない)
以下略 AAS



351: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:57:27.42 ID:9OC/ch8I0
勇者「えっ、魔物……!?」

勇者(彼女が山の中に足を踏み入れると、幾多の魔物達が姿を現した)

勇者「どうして……! この世界には魔物なんていなかったはずだ……! しかもあんなに……っ」
以下略 AAS



352: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:58:15.33 ID:9OC/ch8I0
女『はぁっ……、はぁっ……』

女『だ、誰か……助け……っ』

勇者(足を若干引きずらせながら、彼女は逃げる)
以下略 AAS



353: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:00:46.88 ID:9OC/ch8I0
女『痛い……。痛いよ……っ。やめて……、来ないでぇっ!』

勇者(最後にたどり着いたのは、俺の見覚えのある場所だ)

勇者(いつだったか、女神様と交信した祠が端に映る)
以下略 AAS



354: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:01:12.98 ID:9OC/ch8I0
勇者「ちく、しょう……!」

女『うぐぅっ! やめて、やめてぇ……っ! いたいいたいいたいいたいぃっ!!』

勇者(魔物達はいたぶるように、彼女を傷つけていく)
以下略 AAS



355: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:02:20.72 ID:9OC/ch8I0
勇者「な、何が今起こった……?」

女神「わかりません……私にも」

女神「ただ確かなことは、この瞬間に、この世界は消滅したのです」
以下略 AAS



356: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:03:30.97 ID:9OC/ch8I0
勇者「何かの間違いなんだ……。あんなこと、起こるわけがない!」

勇者「だから俺が直接見に行く!」

女神「冷静になってください、勇者さま! もしも何もなかったら、空気も何もない場所に飛び込んでいくようなもので――!」
以下略 AAS



446Res/272.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice