勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
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305
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:24:55.45 ID:9OC/ch8I0
少年(祭りの喧騒が遥か遠くのように聞こえる)
少年(そんなに離れていないはずなのに、辺りがすごく静かだ)
少年(二人とも何も言わなかったけど、思っていることはなんとなくわかる)
以下略
AAS
306
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:25:35.16 ID:9OC/ch8I0
少年「なぁ」
少女「なに?」
少年「いろいろありがとうな」
以下略
AAS
307
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:26:02.39 ID:9OC/ch8I0
少年(そして、なんだか気恥ずかしくなって、視線を外して彼女と同じ方を向く。そこにあるのは夜空だけ)
少年(数え切れないくらいに小さな光の粒が敷き詰められた、一面の黒)
少年(満天の星空に、自分たちが包み込まれたようだった)
以下略
AAS
308
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:26:35.41 ID:9OC/ch8I0
――
――――
少女『燃えちゃう……。全部、なくなっちゃう……』
以下略
AAS
309
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:27:01.21 ID:9OC/ch8I0
少女『きゃあっ!?』
少年『うわっ!!』
一瞬で辺り一面が火の海となる。
以下略
AAS
310
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:27:50.46 ID:9OC/ch8I0
上に逃げ場なんてないのに、また空を見上げた。
鉄塊は今もなおそこにあって、するとその時、また黒い塊が落ちてくるのが見えた。
少年『嘘だろ……?』
以下略
AAS
311
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:28:19.85 ID:9OC/ch8I0
――
――――
次に意識が覚醒した時、俺は宙に浮いていた。妙に身体が軽い、まるでなくなってしまったかのように。
以下略
AAS
312
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:28:46.11 ID:9OC/ch8I0
少年『俺が……? どうやって……?』
??『無意識であれだけのことを……』
少年『?』
以下略
AAS
313
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:29:12.40 ID:9OC/ch8I0
少年『おい! 俺はここだ! おーい!!』
少女『ねぇ……、ねぇってば……!』
少年『聞こえて……いない……?』
以下略
AAS
314
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:29:42.31 ID:9OC/ch8I0
少年『どうにかなったりは、しないのか……?』
??『私には人を生き返らせることはできません。できることは、誰かの魂を転生させることと、ほんの少しの魔法だけ』
少年『転生……?』
以下略
AAS
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