コウイチ「君は僕に似ている」
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17: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/06/28(木) 01:12:05.54 ID:84l1pjji0
アヤメ「……それでも、止まってくれなかったら?」

コウイチ「……あいつが止まってくれなかったら、このガルバルディと――思い出のガンプラと一緒にあいつを、うん、僕はツカサを助けたい。友達だから」

コウイチ「きっと、そうするべきなんだ。あいつの気持ちが一番分かってやれるのは、僕なんだから。…何で、こんな簡単なことに、僕は気付けなかったんだろう。ありがとう、アヤメくん」

アヤメ「お礼なんて言われるようなことはしてないわ。ただ、思ったことを言ってみただけ」

コウイチ「それでも、ありがとう。…不思議だな、さっきまでずっと悩んでたのに、今は、すっきりしてる」

アヤメ「誰かと話すだけで、変わるものよ。…私も、そうだった」

コウイチ「そっか……その通りだね。僕には、仲間がいる。リクくん、ユッキーくん、モモちゃん、サラちゃん、アヤメくん。迷ったら、皆に相談すればいいんだ」

アヤメ「ええ。…コウイチ、何か、できることがあれば、言ってちょうだい。リクや私たちに。…前に言ってたでしょう? 私たちは仲間だって。私は、結局抱え込んで何も言わなかったけれど、でも、今なら分かるわ。誰かに何か話すだけでも、全然違うんだって」


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