13: ◆jZl6E5/9IU[sage saga]
2018/06/28(木) 00:43:13.69 ID:84l1pjji0
コウイチ「そう、だね。皆、ガンプラバトルが、大好きなんだ。GBNもGPDも、関係なく。……だけど、ツカサは、過去にこだわって、今も戦おうとしてる」
アヤメ「……彼は、私と同じなのかもしれないわ。私も、昔のことにこだわって、ずっと戦ってきた」
コウイチ「そこが、僕とツカサの違うところなんだ。…僕は一度逃げ出した。諦めた。忘れてしまえ、って」
アヤメ「でも、今あなたはここにいる」
コウイチ「うん。……教えてもらったんだ。自分が、どうしようもないくらいガンプラが大好きで、もう一度、遊びたいって」
アヤメ「リクのおかげ、ね」フッ
コウイチ「うん、その通りだよ。…リクくんのまっすぐさが、羨ましいよ。僕には、あんな風に誰かに響くような言葉を伝えられない。ツカサも、結局僕の言葉を聞いてくれなかった」
アヤメ「……彼は、もうGBNへの攻撃を止めると思う?」
コウイチ「…きっと、止めないだろうね。また、何かしてくると思う」
アヤメ「もしも…もしも、そうなったら、あなたはどうするの?」
コウイチ「分からない……分からないんだ。あいつが間違ってるって、そう思う。けれど、どうすればあいつを止められるんだろう。僕に、諦めて逃げた僕に、何ができるんだ、って。ずっと考えてるけれど、分からない」
25Res/22.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20