30:以下、名無しに代わりましてジョーカーがお送りします[saga]
2018/06/28(木) 00:33:49.33 ID:ytD8Bzyu0
――ベルベットルーム
蓮「――ここ、は」
イゴール「おやおや、これはまた随分とお早いお戻りですな」
イゴール「ようこそ我が我がベルベットルームへ」
ラヴェンツァ「おかえりなさい、マイ・トリックスター」
ジュスティーヌ「まさか、この身体で貴方と再び顔を会わせる事が出来ようとは」
カロリーヌ「喜べ囚人! 追加の特別検査だ!どうだ!?嬉しかろう!? ……嬉しいって言え!」ガンッ
つい数ヶ月前までお世話になっていた牢獄にはイゴール、ラヴェンツァ
そして統合されたはずのジュスティーヌとカロリーヌがいた
蓮「どういうことだ? なぜ二人がいる?」
ラヴェンツァ「私の力の一部を切り取り、我が主の力で分割したのです。一言で言えば分霊のようなものですね」
イゴール「かつて私がモルガナを生み出した際の応用ですな。手順は企業秘密とさせてもらいますがね」
ジュスティーヌ「悪神の幽閉より解き放たれたばかりの頃の我が主は万全の状態ではありませんでした」
カロリーヌ「力を完全に取り戻された今、こうして我らをこの空間の住人として定めてくださったのだ!」
ラヴェンツァ「私の眼前に私ではない私が存在するという奇妙な感覚ですが、一時期はそれが正常でしたから特に異論はありません」
ジュスティーヌ「猫の手も借りたい時があれば、ベルベットルームに立ち寄ることです」
カロリーヌ「貴様の過酷な試練を手助けしてやる!せいぜい泣いて感謝することだな!」
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