22:名無しNIPPER[saga]
2018/06/28(木) 13:57:33.22 ID:LhspQW400
女「どういう場所で実地するのかと思ったけれど、
ちゃんと職業訓練用の学校というか施設があるんですねぇ」
女「こうして校内を歩いているけれど、PCが沢山置かれている教室だったり、
普通に教壇や机が並んでいたりして、大学みたいだなぁ」
女「あぁ……あの頃に帰りたい……。レールに沿っていれば何某かのゴールが見えるあの日々に……!」
女「おっと、過去を振り返っていればいつのまにか“女騎士二級”の実地教室の前じゃないですか」
女「そもそもどういう人が受かっているのか謎ですね」
女「もう少し考えるなら、どういう人がこの職業訓練を希望したのかがよく分かりません」
女「鞄の中の手鏡を見たら一人映るんでしょうが、それはそれ。その他の人が気になります」
女「コミュ障検定なら顔パスで受かりそうな私ですが、仲良くできるでしょうか……?」
女「こういう時は第一印象が大事、初手から力を振り絞ってみましょう!!」
< ガラガラッ(ドアを開けるSE)
女「お!! お、おはようございまーー…………ま、す……?」
女「教壇の前に、椅子と机が一つだけ?」
女「おお、なるほど!これ私だけが受講するパターンの奴ですね!!」
女「……」
女「…………」
女「うわもう私いまメッチャ後悔してる!!」
女「『少しでも変わり者仲間が欲しかった』っていう心の悲鳴がえげつないくらい吠え猛ってくるぅ!!!」
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