1: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/06/24(日) 17:19:33.78 ID:23Xn3VMP0
以前書いた
王子様と事務所で
ex14.vip2ch.com
と同じく、ユニットごとにプロデューサーがいるという設定です。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/06/24(日) 17:21:00.11 ID:23Xn3VMP0
P「なあ咲耶、もういいだろ?」
咲耶「まだだよ、もう少し待ってくれ。焦る男はみっともないよ、プロデューサー。」
P「お預けにはうんざりなんだよ、いい加減こっちは我慢の限界なんだ。」
3: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/06/24(日) 17:22:29.60 ID:23Xn3VMP0
P「いや〜面白かった。所々笑わせながら泣かせるツボをきっちり押さえてくるいい作品だったな、ドラマ化されるのも納得だよ。」
咲耶「それのオーディションが次のお仕事か、頑張らせてもらうよ。」
P「脇役とはいえゴールデンのドラマだからな、期待してるぞ。咲耶にピッタリの役柄だしな。」
4: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/06/24(日) 17:23:50.48 ID:23Xn3VMP0
P「しかし、少女漫画ってのはよくわからんシチュエーションが多いな。壁ドンだの顎クイだの、こんな事されて嬉しいものなのか?」
咲耶「あれ、やった事無いのかい。」
P「オレは王子様じゃないし、周りにお姫様もいなかったからな。前にもファンの子にやってるの見たけど、咲耶はよくやってるのか?」
5: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/06/24(日) 17:25:53.07 ID:23Xn3VMP0
P「試すって、壁ドンをか?」
咲耶「ああ。さっき言ったように、私は慣れてるからね。お試し相手ならちょうどいいだろう。」
P「いや、お遊びみたいなものとはいえアイドルにそんな事させるのはさすがにちょっと。」
6: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/06/24(日) 17:28:07.91 ID:23Xn3VMP0
P「何って、壁ドンしてくれるんだろ。」
咲耶「いや、私がやってもしょうがないだろう。アナタが私にするんじゃないか。」
P「あ、そういう意味だったのか。すまん、慣れてるっていうからてっきり。」
7: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/06/24(日) 17:29:54.17 ID:23Xn3VMP0
P「うわ、腕掴むなよ…何がだ?」
咲耶「こんな事する時は気の利いたひとことぐらい言ってあげるのがマナーというものさ。ただ黙って迫るだけじゃ、なんの為にこんな事したか分からないだろう。」
P「いや、何もそこまでしなくても。」
8: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/06/24(日) 17:31:06.91 ID:23Xn3VMP0
P「し、仕方ないだろ。急に言われても思い付かないんだよ。」
咲耶「これじゃあ合格点はあげられないな、もう一回。」
P「ええ?もういいだろ。」
18Res/11.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20