キョン「Detroit: Become Human?」長門「……一緒にプレイして欲しい」
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9:名無しNIPPER[sage]
2018/06/23(土) 21:19:42.47 ID:J6h1DmE80
キョン「ところで、長門」

長門「……何?」

キョン「どうして膝の間に座っているんだ?」

しばらくゲームを続けて、満を持して尋ねた。
長門は現在、俺の膝の間に挟まっている。
小柄な為、座高も低く、ゲームに支障はない。

しかし、もたれかかったりとか。
長門の頭頂部から香るシャンプーの匂いとか。
体育座りのスカートから覗く、膝小僧だとか。

そうした女の子的な成分を、無視出来ない。

長門「……迷惑?」

キョン「いや、そんなことはないが……」

長門「……それなら、問題ない」

迷惑なんて、とんでもない。
恐らく女に飢えた谷口辺りならば、たとえ全財産を支払ってでも俺と代わりたいことだろう。
とはいえ、奴の全財産なんてたかが知れているし、そもそもどれだけ金を積まれようとも代わってやるつもりは1ミリたりとも持ち得ない。

悪いな、谷口。
役得って奴さ。
あとで女の柔らかさについて説いてやろう。

長門「……手は、ここ」

キョン「……わかったよ」

指示通り、長門の腹の前でコントローラーを握る。期せずして後ろから抱きつくような形だ。
それに、スカート越しにふとももの感触や温もりが伝わってくる。おまけに手が重なった。

長門「……続き」

キョン「わざとやってるんじゃなかろうな?」

疑念を口にしても反応なし。
それでも、重ねた手のひらはそのまま。
ひんやりとして柔らかい長門の手のひらに包まれながら、俺はコントローラーを操作した。


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