キョン「Detroit: Become Human?」長門「……一緒にプレイして欲しい」
1- 20
6:名無しNIPPER[sage]
2018/06/23(土) 21:10:31.85 ID:J6h1DmE80
ひとりで納得した俺だったのだが、長門がさらりと口にした次の一言に耳を疑った。

長門「……一緒に買いに行った」

キョン「は?」

長門「……買い方を教えてくれた」

文脈から察するに相手は件の部長だろう。
あの野郎。いや、一応先輩なのだが、許せん。
事もあろうに、一緒に買いに行っただと?
つまり、あの冴えない部長は、長門と2人でゲーム屋を闊歩したわけだ。これは事件である。

キョン「長門」

長門「……何?」

キョン「これからそういう時には、俺に一言かけてくれ。なんなら他のSOS団のメンバーでも構わん。他所の男にほいほい付いていくな」

なんとも説教臭い台詞である。
俺は長門の父親でもなんでもないのに。
それに、どうにも目を合わせ辛い。
長門の無垢な瞳に、薄汚れた自分自身の本心が映っているような気がして、後ろ暗かった。

要するに、これはただの独占欲であり、その根源に存在する感情は、単純に嫉妬だった。

それを見透かしているのか、いないのか。
長門はまるで長い瞬きをするかのように目を閉じて、こくりと首を上下させ、頷いた。

長門「……あなたの言う通りにする」

色々な妄想が捗りそうな台詞はやめてくれ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
33Res/35.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice