八幡「もし俺が鶴見家の長男に生まれたら」
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24:佐藤勇太[saga]
2018/06/23(土) 14:37:13.80 ID:UgX2svaS0
お母さんと救急車に乗って病院に向かっている。

陽乃お義姉ちゃんの家の車で義輝さん達も後ろから着いてきていた。


勿論、刺したのはあの葉山隼人いや現小島隼人だった。現行犯逮捕されて今頃は取り調べだと思われる。


お兄ちゃんの無事を願いながら救急車の中でひたすら生存を祈っていた。

お兄ちゃんは意識不明の重体で今夜が山場だとすでに言われているからだ。


小島隼人は「自分の恨み思いしれ」とか言いながらお兄ちゃんを何十回も包丁で刺したのである。

輸血パックで延命させながら病院に向かっているのだ。


こうして病院に到着したらお兄ちゃんは緊急治療室に入れられてその前で待合室のソファーに座り、お母さんと無事を祈っていると、陽乃お義姉ちゃんや義輝さん達もやって来た。


「八幡は無事なの?」

「盟友は無事なのか?」

陽乃お義姉ちゃんと義輝さんがそれぞれ聞いてきた。


「二人とも今夜が山場だそうよ。」

「隼人が許せない。」

「我もそう思う。完全に盟友への逆恨みでは無いか。」


二人は怒りをあらわにした。

緊急治療室から一人の医師が出てくるとお母さんに話し掛けた。


「保護者の方ですね。無事に緊急手術は終わりましたがいつお亡くなりしても可笑しくありません。

今日の夜が山場となります。明日の朝までは緊急治療を続けます。御家族の方は着いてきて下さい。」


医師と共に私とお母さんが着いて行くと清潔な手術服に着替えて全身を消毒してから中に入る。

お兄ちゃんがいつ亡くなっても可笑しく無い状態でそこにいた。


医師が戻ると再び延命治療を必死に行っていた。もちろんお母さんは血の提供を行っていた。

足りなければ勿論私も提供をするつもりだ。

結局私も血の提供を行った。


八幡は結局命は助かったが意識不明の状態でそのまま病室へと移されたのである。

私とお母さんと陽乃お義姉ちゃんの3人が残り、後は既に帰宅していた。


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