速水奏「よその女」
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14: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/06/22(金) 21:23:34.84 ID:wWXdAL2J0
「断れなかったの」

「断れたのかな」

「あなたは私のプロデューサーよ」

「それを決めるのは美城プロダクションの上層部であって、ぼくじゃない」

 私はその言葉の裏にある悔しさを理解しようともしないで、ただ自分の気持ちをぶつけた。
 信頼していたから。

「ずるいわ。大人みたい」

 その時のプロデューサーさんの顔が、今でも忘れられない。



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