61: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/22(金) 01:52:35.15 ID:eyDuHFgv0
◆◆◆◆
目が覚めると、視界の全てが真っ白だった。
上も下も極上の絹のような質感の、不思議な部屋だった。
広さはせいぜい三畳あるかないか。向き合って並んだ二つの椅子の片方に俺は座らされている。
しかも、ぐるぐるに縛り付けられたままで。
「あ、お目覚めですかぁ?」
差し向かいの椅子に座るまゆは、上機嫌で編み物をしていた。
「まゆ? ここは……?」
俺は普通に事務所に入って、そしたら後ろから何かが……。
くそ、微妙に記憶が曖昧だ。
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