65: ◆KWjQNDTan2[saga]
2018/06/21(木) 23:58:23.77 ID:hmzCQAze0
ひまり「それで、巴にどんな用事があったの?」
あなた「いえ、用事というほどのことはありません。憧れている宇田川先輩のことをもっと知ろうと思って来ました!」
ひまり「きゃーっ、だいたーん!」
あなた「だけどいないのであれば仕方ないです。また出直しま――」
ひまり「まぁまぁまぁ待ちたまえ、若人よ!」
あなた(上原先輩はそう言って、踵を返そうとした俺の肩を掴む)
ひまり「大丈夫、ここはひまり先輩を頼りなさい! 親友の恋路は私の恋路と同義なんだから!」
ひまり「巴のことだってよぉーく知ってる私が、色々教えてあげよう!」
あなた「いいんですか?」
ひまり「全然オッケーだよ!」
あなた「ありがとうございます、上原先輩!」
ひまり「それじゃ、ここで立ち話もなんだし、食堂でも行こっか♪」
あなた「分かりました!」
ひまり「よーし、私についてこーい!」
あなた「はい!」
あなた(そうして、やたらとウキウキしている上原先輩について食堂へ行き、そこで宇田川先輩のことを色々と教えてもらった)
あなた(上原先輩はアフターグロウのステージで見ていた姿と同じく、とても明るく朗らかで親切な人だった)
あなた(やっぱり良い人の周りには同じように良い人が集まるものだ)
あなた(宇田川先輩もそうだし、羽沢先輩もそうだし、上原先輩もそうだ)
あなた(憧れの先輩に近付くためには俺もそういう人間になれるように精進しなくては)
あなた(そう思うと、自分の中により気合がみなぎった)
……………………
115Res/88.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20