【バンドリ】あなたと誰かの話【安価】
1- 20
27: ◆KWjQNDTan2[saga]
2018/06/20(水) 22:21:03.78 ID:NQFD6swr0

あなた(勉強が好きな人物……親友がちょうど頭を使うのが好きだったな)

あなた(あいつのイメージを自分の中に下ろす……?)

あなた「……このテストの点数が95点を超えたら、俺はあの子に告白する」

あなた(中学のころ聞いた、親友の言葉を真似してみる)

薫「そう、その調子だ……」

あなた「くそ、どうしてもこの数式が頭に入らない……! でもここで挫けちゃダメだ、あの子に告白するんだ……!」

薫「もっと情熱的に!」

あなた「こんな数式程度に負けてたまるか! 俺は絶対に告白するんだ!」

薫「ああ、いいよ! その調子だ!」

あなた「告白の勝算? そんなものはない! でもそれは勝算を導き出す方程式が間違っているだけかもしれないだろ!」

あなた「それに、そんなのなくったってやるのが男ってもんだろうよぉ!!」

薫「今、君は確実にその人になりきっている! さぁ、もっとだ、もっと――」

「おほん!」

あなた(と、不意に咳払いが聞こえた)

あなた(瀬田先輩と揃ってそちらへ顔を巡らせる)

あなた(おさげの黒髪に黒ぶち眼鏡という出で立ちの図書委員らしき人物がいた)

「瀬田さん、うるさいです。演劇指導は結構ですが、やるなら部室でやって下さい」

薫「あ、ああ、すまない……つい熱が入ってしまって……」

「君も……新入生だと思うけど、図書室は勉強と読書をするところです。静かにして下さい」

あなた「はい……すいませんでした……」

あなた(瀬田先輩と揃って頭を下げる)

あなた(流石にこのまま図書室にいるのは居たたまれなかった)

あなた(俺は手にしていた本を本棚に戻して、席に戻る)

あなた(そして自分のバッグを手にして廊下に出た)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
115Res/88.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice