110: ◆KWjQNDTan2[saga]
2018/06/28(木) 20:53:05.49 ID:F3pd5Vcz0
あなた「羽沢先輩に相談に乗ってもらったんです」
巴「つぐに? なんて?」
あなた「この前ライブの時にですね、ステージの師匠を見て……こう、変な気持ちになったんです」
巴「変な気持ち?」
あなた「はい。寂しいというか、急かされるような感じというか……なんだか師匠が遠いような気がしたんです」
巴「……なんかよく分からん感情だな」
あなた「俺もまったく分からないです」
巴「それで、その気持ちをつぐに相談したって感じか?」
あなた「はい。そうしたら、『師匠のことで分からないなら師匠の傍にいればいい』とアドバイスを頂きました」
巴「んーなるほどなぁ……」
あなた「すいません、手前勝手な理由でお誘いして」
巴「いやいや、気にすんなって。お前となら飯くらいいつでも行ってやるって」
巴「可愛い後輩の悩みがそれでなくなるなら安いもんだ」
あなた「師匠……ありがとうございます!」
巴「はは、やっぱお前は悩んでる顔より明るい顔してる方がずっとイイな」
あなた「はい! 俺も悩むより笑ってる方がずっと好きです!」
あなた(師匠はニカッと笑顔を浮かべる。俺もそんな風に笑う)
あなた(そうしているとあの気持ちも気にならない。それもなんだか不思議だった)
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