26:名無しNIPPER[saga]
2018/06/18(月) 23:37:41.44 ID:6zTzk7cO0
――翌日、昼、モバマスシティ、町長の家
ゆっこ「町長ー!!」フワフワ
町長「ほっほっほ、すまんなユッコ。心配かけたようじゃの」
ゆっこ「当たり前じゃないですか! あの流れは間違いなく死んだと思ってましたよ!」
町長「うむ、ワシも覚悟していたんじゃがの、目が覚めたらテレポートした先で、木の下で寝かされていたんじゃ」
ありす「やはり、しゅがーはぁとが……」
礼子「そう、ね。もしかしたら、それも大神官穂乃果や、その幹部たちに気付かれないように……」
文香「自身の行いだとしても……せめて、犠牲になる妖精たちを増やさないように……ということでしょうか」
町長「クールタチバナ様や、町を助けて頂いて本当にありがとうございますじゃ」
ありす「いえ、私も……私だけでは、どうしようもありませんでした。みなさんから頂いた光があったから……」
ゆっこ「町のみんなからもらったアクセサリーが、ありすちゃんの新しい力になったんですよ!」
町長「微力ながらもワシらもお力になれたようでよかった。町も壊れて、落ち着いて休むことも出来なくなりましたが……」
ゆっこ「大丈夫ですよ。来てくれた軍も町の整備をはじめてくれましたし、壊れた建物は直せばいいんですから」
礼子「そうね。私たちも、ここにいる間は出来ることは手伝うわ」
町長「ありがとうございます……ユッコ、良い方々に出会えたようじゃな。ワシはお前のことを誇りに思うぞ」
ゆっこ「えへへ、師匠に褒められちゃいました!」
ありす「ま、普段はパチ屋に入り浸ってる定職に就いていない妖精ですけどね」
ゆっこ「それは王国からの支給が少ないからです! 現地調達もしないとさすらいの妖精はやってられないんですからね!」
ありす「はいはい」
――それから私たちは、モバマスシティの復興のお手伝いをして、次の日には妖精のみなさんに見送られて、自分たちの世界に帰りました。
……
…………
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