魔女(やったー!イケメン従者ゲット〜!)男「…」
↓ 1- 覧 板 20
43:名無しNIPPER
2019/04/21(日) 19:22:05.04 ID:0iJktbQ6O
『今のヒトガタに竜族なんて魔族最高峰を相手取る戦力も人力も有りはしない、一方的に蹂躙されるだけ』
魔女「……!」
『気づいたか? そうだ、今のスペック上どうしようもないならヒトガタとびっきりの魔法があるじゃねーか』
魔女「まさか、でも、」
『あり得るぞ。ご百年前、我が同胞たちが【6つに別れた最たる原因】とも呼ばれた──魔物、魔族、しいてはアジンにとって最悪最低の時代』
魔女「英雄──」
『──召喚魔法、だな』
魔女「……いや、あり得ないわ。ここは私の分野として語らせてもらうけど、王国や教国なら疑う余地はある」
魔女「けれど魔法意義を落とした最も原因は帝国による武器製造──もとい銃の存在じゃあない」
『英雄召喚を行う環境がないって言いたいわけか?』
魔女「違う? 世間では既に意義が落とされ、魔法から魔術になった、ってブルレッドも言ってたでしょう」
『いいや、あたしもそうは思うぜ。けれど、考えてみろ』
魔女「……まさか」
『ククッ、良いじゃねーの。段々とウィッチらしく感を取り戻してきたか? そうだ、そのまさかがまかり通るやもな』
すでに、英雄は召喚されている?
帝国ではなく、多くの魔法使いを排出してる教国、もしくは───
魔女「不味いわね、ええ、すごく」
『この話はお前だけにした』
魔女「……なぜ? 早急に緊急会議を置こうべきでは?」
『正直に言うぜ。俺はお前を疑ってるんだ、マリーウィッチ』
59Res/70.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20