23: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/20(水) 20:20:26.09 ID:bc+j41HO0
「プロデューサーさん凄いです! いつもより派手なやられ方です!」
「褒められても……嬉しくない……!」
「まぁぁだ息があるかーっ!?」
「止めろ! ストップ! ソイツは洒落になら――ぐああああぁぁっ!!?」
騒音、いぬ美の巨体に押しつぶされた男の右手が空を掻いた。
「プロデューサーさん!?」と星梨花が心配するように傍へ寄る。
彼女に介抱されるヘンタイの姿を見下ろして、
響はぜーはーと肩で息をしながらゆっくりと呼吸を落ち着けると。
「もう、バカバカバカバカバカバカバカっ!
そういうの、みだりにしないって約束してたのに!」
「気になったんだからしょうがないだろ!?
第一、アイドルのコンディションを把握するのもプロデューサーの務めだぞ!」
「あーっ!? またすぐそうやってお仕事の為とかなんとか言う!!
自分、もう騙されてなんかあげないから!」
キャンキャンと騒ぎ始めた二人を前に星梨花が両手を腰に当てる。
そうして彼女は仁王立つと、「しっ、静かにして下さぁーいっ!!」「バウッ!」
いぬ美と共に二人を一喝、その場に大人しく腰を下ろすよう促した。
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