77: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/24(日) 21:39:05.73 ID:8SEhTK000
「うおりゃあああああああ!!」
雄叫びを上げながらマシンガンを乱射する友奈。
さらに背後には満開時の東郷の武装であるビーム砲を無数に展開し、一斉射撃を行う。
ラ=グースはそれらの射撃を回避し、回避が間に合わない分は指先から光線を発射して迎撃する。
だが、あまりの激しい攻撃に、防戦一方である。
「ま、まだ分からぬのか人間!私の手にかかれば、地球を破壊する事など容易いのだぞ!」
ラ=グースはあくまで脅しをかけ、友奈の精神的動揺をさそい、隙を作ろうとする。
しかし、当然のごとく友奈にそんな脅しは通用しない。
「まだ言うか、おのれは〜!!吹っ飛ばせるなら、吹っ飛ばしてみろ〜!!」
次の瞬間、友奈の口から飛び出した発言は、ラ=グースの予想をはるかに上回るものだった。
「わしは超新星爆発が見たかったんじゃ!だのに、あないな線香花火でごまかしおって!」
「ゲッ!?」
動揺するラ=グースを気にする様子もなく、友奈は叫び続ける。
「ハッタリばかりかませおって!やるなら、はようやらんかい!!」
「くるってる…」
ラ=グースの表情に、次第に焦りの色が見え始める。
「きさまのような肝の小さい男は自分で死ねん。
わしが殺しちゃるわい〜〜!!」
この、あまりに常軌を逸した友奈の言動に、ラ=グースは完全に恐怖していた。
2、3歩後ずさりながら、悲鳴に近い絶叫を上げる。
「あ… あ い つ は く る っ て る ! !」
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