九頭竜八一「強くなる秘訣が知りたいですか?」空銀子「知りたい」
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17:名無しNIPPER[sage]
2018/06/12(火) 21:37:12.86 ID:DuefMiIs0
その翌日、銀子は快勝した。

もちろん、下剤は飲んでいない。
その代わりにお茶を沢山飲んだ。
時間を確認しつつ、タイミングを考慮した。
ギリギリの終盤で力が出せるよう、調整した。

なんとなく、感覚は掴めた気がする。
そのうち、尿意がなくとも力を出せるだろう。
その時こそ、本当の意味で快勝できる。

しかし、今は切実にトイレがしたい。
だから銀子は今日も八一の家に立ち寄った。
昨日よりも小股で、ドアを蹴る。

八一「おめでとうございます! 姉弟子!」

八一は満面の笑みで出迎えてくれた。
結果は既にわかっているようだった。
いや、もしかすると竜王である彼ならば、昨日の時点で読み切っていたのかも知れない。

銀子「そこに跪け」

八一「はい?」

銀子「ご褒美をやるから跪けって言ってんの」

何にせよ、快勝出来たのは彼のおかげだ。
だから銀子は、弟弟子にご褒美を用意した。
すると八一は、何やら泣きそうな顔をして。

八一「ふ、踏まないで……?」

何やら見当違いのことをほざいた。
涙目でプルプル震えている。かわいい。
銀子はそんな弟弟子の足を払った。

八一「ぎゃふっ!?」

銀子「ほら、さっさと四つん這いになって」

八一「こ、こうですか……?」

八一は言われた通りに四つん這いとなった。
両手を畳に突き立て、膝をつき、尻を上げる八一は、まるで本物の『竜』のように雄々しい。
それを見て、銀子は満足げに頷いて。
おもむろに、竜王の背に跨った。


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